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北陸地域アイソトープ研究会設立趣意書 |
19世紀の終わりから20世紀の初めにかけてレントゲンによるX線の発見,ベクレルによる放射能発見,トムソンによる電子の発見,キュリー夫妻によるラジウムの発見など現代科学の基礎となる大きな発見が相次ぎました。放射線・放射能の発見は,その後の学問の進歩と相俟って,学術の進歩,産業の振興,人類の福祉に大きな恩恵をもたらしました。アイソトープの利用は医学・薬学・理学・工学などの自然科学分野はもちろんのこと,考古学などの社会科学分野における先端研究に不可欠となっており,また医療での診断や治療,工業での計測や検査,材料の改質・改良,新素材創製,照射による滅菌,品質改良等,他では代替できないアイソトープの特徴を活かすとともに,他の先端技術と組み合わせたシステム技術としても発展し,今後一層広範な領域・分野において新たな展開が期待されております。
一方,アイソトープは,取り扱いを誤りますと重大な人体影響のみならず社会的影響をもたらします。特に最近は,核燃料サイクル開発機構(旧動燃),某大学の事故・不祥事等により,大きな社会不安をもたらし,放射線安全教育及び放射線安全管理の必要性が益々重要となってきております。すなわち,アイソトープに関する先端的基礎・応用研究と安全管理をバランスよく保ちながら,アイソトープ利用の円滑かつ安全な推進をする必要があります。アイソトープ取扱安全管理に関する全国組織として,日本アイソトープ協会放射線取扱主任者部会,大学等放射線施設協議会などがありますが,アイソトープを利用した多分野の学会・研究会との交流はほとんどないのが現状です。より身近な地域の研究会を通じて,研究者,技術者等が交流し,また地域の事情,特殊性を考慮し,現場に即した研究成果,技術,情報などをお互いに交流し,活用していくことは意義あることと考えます。このような趣旨からこのたび北陸地域アイソトープ研究会を発足させる運びとなりました。
北陸地域アイソトープ研究会の趣旨に賛同の上,ぜひ本会に参加していただき,北陸地域のアイソトープ研究の推進のためにご協力下さいますようお願い申し上げます。 |
会員の種別 |
年会費 |
個人会員 |
北陸地域の大学,公的研究機関,民間企業等において研究・教育等にアイソトープを使用し,又は放射線安全管理に関わる者 |
1,000円 |
団体会員 |
北陸地域の大学,公的研究機関,民間企業等の放射線施設がその代表者あるいは連絡責任者をもって登録 |
5,000円 |
賛助会員 |
本研究会の事業に賛同する法人,これに準ずる団体及び個人 |
1口 10,000円 |
加入申込書,会則等 |
ファイル |
北陸地域アイソトープ研究会個人会員加入申込書 |
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北陸地域アイソトープ研究会団体会員加入申込書 |
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北陸地域アイソトープ研究会賛助会員加入申込書 |
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北陸地域アイソトープ研究会会則 |
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北陸地域アイソトープ研究会細則 |
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会費振込先 |
振込銀行 |
北國銀行 小立野支店 |
口座番号 |
普通預金277834 |
口座名 |
ホクリクチイキアイソトープケンキュウ
北陸地域アイソトープ研究会
会長 柴 和弘 |
申込書送付先 |
〒920−8640 金沢市宝町13番1号
金沢大学学際科学実験センターアイソトープ総合研究施設内
北陸地域アイソトープ研究会事務局 |
問い合わせ先 |
〒920−8640 金沢市宝町13番1号
金沢大学学際科学実験センタートレーサー情報解析分野長,教授
柴 和弘
電話:076−265−2470
FAX:076−234−4245
E-mail:shiba+med.kanazawa-u.ac.jp
メールでお問い合わせの際には、+を@に変えて下さい。 |
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